2021年1月1日 18:00 266
劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」が初夏に公開決定。スタッフ情報、ビジュアル、特報映像が発表された。
西加奈子の同名小説を原作に、
さんま、西、渡辺監督からはそれぞれコメントが到着。さんまは原作小説との出会いを振り返りつつ、「『漁港の肉子ちゃん』はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください」と話した。また西は、さんまにより自身の作品が劇場アニメ化されることについて、「さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした」とコメント。渡辺監督は「西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです」と意気込みを語った。さんまが劇場アニメをプロデュースするのは、これが初めて。
明石家さんま(企画・プロデュース)コメント
西加奈子さんが、直木賞を受賞された直後、本屋さんに「サラバ!」が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は、「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは“明石家さんま”が出てくる話やなと思って、買って読んだら、その1行しかでてこなくて。(笑)
その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで「漁港の肉子ちゃん」に出会いました。
大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。
「漁港の肉子ちゃん」はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。
最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。
今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください。
西加奈子(原作)コメント
小説「漁港の肉子ちゃん」がさんまのプロデュースにより劇場アニメ化されることを聞いて
さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした。
さんまと初めて会ったときの印象
直木賞をいただいた後に、「さんまのまんま」という番組に出演させていただきました。
初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で「めちゃくちゃ大きな祭」を見ているような気持ちになりました。
小説「漁港の肉子ちゃん」を書いたときの思い
私の理想の世界を描きました。自分で書きながら、全ての登場人物を愛さずにいられませんでした。
渡辺歩監督コメント
さんまさんがアニメーションにチャンスを下さったのが何よりも嬉しいです。さんまさんは、お打ち合わせさせていただく度に「気付き」を下さいます。『大切なのは作り手が面白いと思うこと』この御言葉を常に胸に勤しんでます。西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです。
この記事の画像・動画(全3件)
劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」
2021年初夏に全国公開
スタッフ
企画・プロデュース:
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本:大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社
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(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
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