舞台「刀剣乱舞」大坂冬の陣が本日開幕、本田礼生「一期一振として生きていきたい」（公演レポート / コメントあり） - ナタリー

2021年1月10日 21:00 1449

「舞台『刀剣乱舞』天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣-」が、本日1月10日に東京・IHIステージアラウンド東京で開幕した。なおこの記事には舞台写真が含まれるため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。

TBS開局70周年記念「舞台『刀剣乱舞』天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣- Supported by くら寿司」より。

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TBS開局70周年記念「舞台『刀剣乱舞』天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣- Supported by くら寿司」より。［拡大］

末満健一が脚本・演出を手がける本作は、「舞台『刀剣乱舞』」シリーズ新作2部作のうちの1つ。今作では、戦国時代最後の戦いとなる大坂の陣が目前に迫る慶長19年の大坂に、本丸から出陣した刀剣男士たちのストーリーが展開する。上演に向け、一期一振役の本田礼生は「劇場にお越しいただいたお客様にも、残念ながらそれが叶わない方にも、全てのファンの皆様に届くように、一期一振として生きていきたい」と意気込みを述べ、鯰尾藤四郎役の前嶋曜は「なかなか身動きが取りづらい状況ではありますが、皆様に何かの力になる事を願い、キャストの皆さん、スタッフの方々と共に、これまで創り上げてきたものを全力で届けていきます」とコメント。

TBS開局70周年記念「舞台『刀剣乱舞』天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣- Supported by くら寿司」より。［拡大］

骨喰藤四郎役の北川尚弥は「100公演とロングラン公演となりますが、1公演1公演大切に物語を創り上げていきます。皆さんに楽しんでいただけますよう、全力で演じさせて頂きますので、最後までご声援の程、よろしくお願いします！」と来場者に呼びかけ、宗三左文字役の佐々木喜英は「約4年ぶりに舞台『刀剣乱舞』の世界に帰って来る事が出来てとても嬉しく思っています。虚伝を乗り越え、成長した宗三左文字の姿にも是非ご注目いただけると幸いです」と見どころに触れる。

加州清光役の松田凌は「明けない夜はない、止まない雨もない。我々が紡ぐ蒼き空をどうか観にいらして下さい」と話し、「舞台『刀剣乱舞』」シリーズ初参加となる太閤左文字役の北乃颯希は「IHIステージアラウンド東京に立てる喜びを胸に、日々精進していきますので、是非大坂冬の陣公演を楽しみにしてください!!」と気合十分な様子を見せる。

そして山姥切国広役の荒牧慶彦は「大坂冬の陣、夏の陣はこれまでの刀ステ史上最大規模の殺陣、ステージング、物語となります。次の夏の陣に繋げるためにも冬の陣公演をしっかりと戦い抜きたい」と語った。本作にはこのほか、真田信繁役の鈴木裕樹、大野治長役の姜暢雄、豊臣秀頼役の小松準弥、弥助役の日南田顕久、阿形役の安田桃太郎、吽形役の杉山圭一、徳川家康役の松村雄基らが出演する。

上演時間は途中20分の休憩を含む3時間30分で、公演は3月28日まで。4月から6月には同劇場で「舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣公演」が上演される。また7月21日には「舞台『刀剣乱舞』天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣-」のBlu-ray / DVDが、10月20日には「舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣公演」のBlu-ray / DVDが発売される。