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『アノニマス』香取慎吾の“寡黙な凄み”に絶賛の声「もう“慎吾ちゃん”とは呼べない」 - ドワンゴジェイピーnews

香取慎吾主演のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』の第1話が25日に放送された。

同作は、SNSでの誹謗中傷をテーマに、民放ドラマへ5年ぶりの出演となる香取演じる主人公・万丞渉らが、キーボードによる殺人に立ち向かう新感覚クライムサスペンス。“アノニマス”は日本語で“匿名”を意味する言葉。ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼・万丞は、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)に対応するため警視庁に新設された“指殺人対策室”に配属され、クセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく。

※以下第1話ネタバレあり

ある日、新設されたばかりの“指対”に、誹謗中傷を苦に自殺したモデル・真田梢(八木莉可子)の両親が訪れる。「娘は匿名の人間たちの心ない言葉に殺された」と涙ながらに訴える梢の両親に、新人刑事・碓氷咲良(関水渚)は「犯人を逮捕してみせます!」と宣言。室長の越谷真二郎(勝村政信)は、「逮捕なんて簡単に言うけどね、件数が多いんだからそうやすやすと...」と慌てるが、純粋な碓氷は「それが私たちの仕事ですよね?」と揺るがないのだった。

さっそく、梢が誹謗中傷されるに至った原因を探る指対メンバー。ある番組での梢の発言が意図的に切り取られた動画をきっかけにネットが炎上していたことがわかると、万丞は炎上を仕掛けた特定の人物がいると睨む。

炎上の黒幕を特定すべく、室長に指名された万丞と碓氷が聞き込みに向かう。「被害者の身近な場所から当たっていく。捜査の基本」とベテランの万丞が捜査をリードし、現場までの道を紙の地図で確認するアナログ派の万丞を、若手の碓氷が「スマホの基本ですよ」とスマホの地図で素早く導く。

一方、デジタル担当の四宮純一(清水尋也)は炎上元ととなった動画を投稿したアカウントを特定していた。さっそく万丞と碓氷は、動画を投稿した岩永伸介(山中崇)の元に、任意での聞き込みを行う。もともと梢のファンであったという岩永は、動画を投稿した理由は「彼女をみんなに知ってほしくて」、誹謗中傷の理由も「中傷って、その言い方は同意しかねる」「指導です」と言い、決定的な暴言については自分自身の投稿ではなく、「不正ログインによるなりすまし」だと取り合わない。

指対が事件の解決に難航しているなか、なんと梢の両親は依頼を取り消したいという。一般人による“裏警察”なる集団が独自に行った推理で、梢は自殺ではなく他殺、犯人は母親だと疑われたことで、世間の目に耐えきれなくなったのだ。

【次ページ】香取慎吾の演技に反響「引き込まれる」「めっちゃ貫禄ある」

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