松坂桃李(32)が18日、都内で行われた主演映画「あの頃。」(今泉力哉監督、2月19日公開)完成報告会で、中学時代に2年先輩の松浦亜弥(34)にサインを断られたと明かした。

「あの頃。」は、ベーシスト、漫画家で元芸能事務所マネジャーの劔樹人氏が14年に出版した、ハロプロオタクを描いた自伝的コミックエッセー「あの頃。男子かしまし物」の実写映画化作品。松坂は劇中で「ハロー!プロジェクト」に青春をささげるアイドルオタク劔樹人を演じた。

松坂は、マネジャーから「松浦亜弥さんを、すごく好きな人の役です」と役どころとオファーを聞いたと明かした。その上で「中学1年の時、3年に松浦さんがいらっしゃって遠めで見ていた。(02年に)『Yeah! めっちゃホリディ』とかグワーッと歌っていて。記憶がグワーッとよみがえり、やるしかないなと。『やらせていただきます』と受けました」と中学時代の松浦との遭遇の記憶が、オファーを受けた要因だったと明かした。

司会の青木源太アナウンサーから、当時の松浦の印象を聞かれると、松坂は「スターって、こういう輝き方をするんだなと…歩くたびにキラキラが残り香のように残っていく。これがスターだと」と口にして、照れ笑いを浮かべた。

芸能界にデビューしてからは「1度も、お会いしたことがない」という。松坂は「中学1年の時、サインをもらいに行ったんですけど、やんわり断られました。『すみません、事務所が』って…」と当時の松浦の言葉を明かし、笑った。