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MBS「ちちんぷいぷい」22年の歴史に幕、3月から「ゴゴスマ」に - 産経ニュース

平成11年10月に行われた「ちちんぷいぷい」の制作発表。当時、毎日放送アナウンサーでメインの司会を務めた角淳一さん(左から4人目)や女子アナ陣が写真撮影に応じた
平成11年10月に行われた「ちちんぷいぷい」の制作発表。当時、毎日放送アナウンサーでメインの司会を務めた角淳一さん(左から4人目)や女子アナ陣が写真撮影に応じた

 毎日放送(MBS、大阪市)は20日、平成11年から月~金曜午後に放送している情報番組「ちちんぷいぷい」を、3月12日で終了することを明らかにした。翌週からは同じTBS系列の中部日本放送(CBC、名古屋市)が制作している情報番組「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」に変わる。

 20日にリモートで記者会見した三村景一社長が明らかにした。三村社長は終了理由について系列局間の連携強化に加え、新型コロナウイルスを含めた時代背景の変化を挙げ、「あらゆる価値観が変わる空気の中、地域に密着した情報番組がどういうものがいいのかを考え、大きな決断をした」と述べた。

 「ちちんぷいぷい」はMBSアナウンサーだった角淳一さんをメインの司会に据え、平成11年にスタートした。ニュース解説や料理コーナーのほか、同局アナが世界一周の旅に出る企画などを放送。緩やかな空気感が特長で、関西では午後の番組の代名詞になった。三村社長は番組開始時のプロデューサー。

 角さんは23年に番組を卒業。現在はMBSの山中真、河田直也両アナが司会を務めている。

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