NHKは3日、2022年度前期の連続テレビ小説のタイトルは「ちむどんどん」で、ヒロインの比嘉暢子役を俳優の黒島結菜さん(23)が演じると発表した。タイトルは、沖縄の方言で心がドキドキするという意味。22年は、沖縄が本土復帰した1972年から50年となる節目の年。沖縄本島北部のやんばる地方の架空の町を舞台に、沖縄料理に夢をかけ、沖縄から東京へ向かうヒロインと兄妹ら家族の姿を描く。沖縄県出身の黒島さんは「朝ドラに出演するのは3本目。いつか自分もヒロインをできたらいいなと思っていたので、うれしい気持ちでいっぱい。沖縄の人はのんびりしていて、どんなことがあっても前向きな人が多い。その魅力をヒロインを通して伝えていけたら」とコメントした。
脚本は、映画「パッチギ!」「フラガール」や、14年度下半期の連続テレビ小説「マッサン」などを手掛けた脚本家の羽原大介さんのオリジナル。語りは、沖縄県出身のジョン・カビラさんが務める。【大沢瑞季】
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