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代々引き継がれるローレルベリー&オリーブオイル石けんを日本で ... - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

sekken.prelol.com

初めまして、Mirai Group Japan(株)代表の、イスマイルと申します。
この度は弊社クラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます。
私はレバノンで生まれ育ち、現在は日本の名古屋で生活しています。
レバノンでもMADE IN JAPANの車や電化製品、化粧品などの製品は流通しており、子どもの頃から質の高い日本製のものが私は大好きで、日本に憧れがありました。

日本のお祭りも大好きです日本が大好きで来日して以来、人が優しく、料理も美味しく、素晴らしい技術を持つ日本に惚れ込んだ私は、日本人の妻と結婚し今は3人の子供の父親として名古屋で日々、仕事に育児に奮闘しております。

一方、母国レバノンでは現在、ハイパーインフレによる物価高や経済危機により多くの人が苦しい生活をしています。
岐阜県と同じ位の広さの中東の小さな国今回はそんなレバノンで、母から子へ代々引き継がれてきた素晴らしい「ローレルベリーオイル&オリーブオイルの石けん」を日本で販売し、この石けん事業に携わる人々の生活を応援したく、クラウドファンディングに挑戦しました。
私と、現地レバノンで奮闘する石けんオーナー「サルワ」の想いをお伝えします。

私は、レバノンの自然の恵みを使った石けんを日本に上陸させて販売することで
この石けん作りに携わるスタッフや、原材料をご提供いただく農家の方々の生活支援をしたいと考えています。
今回販売する石けんはワーキングマザー「サルワ」が、ここ数年の経済危機から将来を見据えて動いたプロジェクトです。
サルワが商品開発や生産管理など、レバノンで動いています。

サルワと2人の子どもたちこの度、アトリエオープンや生産にかかる必要な資金と、日本販売に向けた準備にかかる資金をクラウドファンディングにてご支援いただきたく、挑戦いたしました。
レバノンでは馴染みの深いローレルベリーオイルをメインで使った無添加の石けんを、ぜひ日本の皆様に気に入っていただき、多くの人に愛用していただける商品になればと思っています。

サルワが作った石けんブランドは、Juri(じゅり)の名前が由来です。
ローレルベリーオイルエキストラバージンオリーブオイルをメインにした、オーガニック石けんです。アラビア語で「Juri」と刻印されています。伝統的な地中海の石けんのレシピで作られます。
地中海に面する小国レバノン特にサルワの家に伝わる石けんのこだわりは、ローレルベリーオイルをふんだんに使うところです。
ローレル(月桂樹)は地中海が原産地の木です。ローレルは春に黄色い花が咲きます。煮込み料理などに使われるローリエ、というと分かりやすいかと思います。
日本にもローレル(月桂樹)はありますが、日本のほとんどは雄株で、実がなりません
雌株のローレルは黒紫色の実がなります。
ローレルはオリンピックやスポーツの勝利者にだけ月桂樹の冠が与えられるように、地中海沿岸ではその薬効から神聖な木とされてきました。多くの遺跡にローレルが描かれた壁画が見つかっています。
そして、ローレルベリーオイルは大変貴重で、100kgのローレルベリーから、なんと5kgしか採れません。褐色のローレルベリーオイルローレルベリーオイルは、肌や髪の毛に対して、消臭やフケ取りなどの高い洗浄効果もあり、アロマテラピーをしているような自然な香りでよりリラックスしたバスタイムを送れます。
また、エクストラバージンオリーブオイルは、肌の汚れを落としつつも、脂肪酸を補うという2つの効果があり、スクアレン、ビタミンを豊富に含むため、洗い上がりの肌がさっぱりしているのになめらかに潤います今回、サルワが作ったローレルベリーオイルの含有量が半分以上の石けんは、私はまだ日本で目にしていません。
Juri石けんは素材のほとんどが植物オイルからできています。
香料、着色剤、防腐剤、発泡剤などの余分な化学物質を入れないことで、他の一般的な石けんと比べ環境汚染しにくく地球と子どもの未来に優しい石けんです。
添加物を使用していないため、手ではなかなか泡立ちません。洗顔ネットで泡立てると素朴で柔らかい贅沢な泡ができます。オリエンタルな自然の香りとこの泡がお肌を優しく包み込み、気持ちもスッキリします。
つるりとしっかりと洗え、洗い上がりはしっとりとし、植物オイルの力でお肌が潤っているのを感じていただけると思います。【全成分表示】ローレルベリーオイル、エクストラバージンオリーブオイル、ココナッツオイル、水、水酸化Na、エッセンシャルオイル
※水酸化Na(苛性ソーダ)はどの石けんにも含まれている物質です。火にかけて蒸発するため石けん成分にはほとんど含まれません。
※低アレルギー性ですが、敏感肌の方やご心配な方はパッチテストをしてご自身の肌の状態を確認してからご使用ください。

今回の石けんオーナー、サルワは2児の母です。サルワは子どもの頃から自然が好きで、美しいものを作ることも好きでした。
石けん作りは、彼女の母から教えてもらいました。
彼女の母もまた、おばあちゃんから教わっており、代々、母から子へ、一族の伝統のレシピが引き継がれています。娘のJuriaちゃんと手作り石けん(ラベンダー、ローレルベリー)サルワの住んでいた南レバノンの田舎では、畑のオリーブを収穫すると絞って食用のオリーブオイルを作ります。
さらに余ったものは石けんにして、余すところなく自然の恵みを頂戴している風習がありました。
石けん工場では釜焚き製法で作られる石けんですが、田舎の家では家庭用の鍋で作ります。

レバノン南部のサルワの自宅。家の前はオリーブ畑で囲まれています。

サルワは教師の仕事をしていました。経済の先生ですしかし、現在はインフレにより1か月の給料代よりも学校まで通うガソリン代の方がはるかに値段が高くなってしまいました。サルワの旦那さんも、警察官という公務員の仕事をしており、通勤費の方が高いという同じ状況に。
日本と違い、国からの補助もなく、ただただ生活が苦しくなりました。仕事での「教師」という責任と、家庭での「母親」としての責任を天秤にかけ、仕事を休むことに。サルワの家庭では、パンなどの輸入品は高くなり沢山は買えないので、食料は主に国産のものを食べる形になりました。
サルワたちには帰る田舎があるので、田舎に帰った際に自分たちが栽培した野菜を収穫したり、牛乳や卵を直接農家から買ったり、親族からお裾分けをもらって生活しています。

畑で採れた野菜たちしかし大切な2人の子どもの将来を考えると、じっと状況が改善するのを待っているだけでは不安が止まりません。
母親として、悲観的になり立ち止まっている場合ではありません。サルワは、子どもが生まれてからは周りの子どもがいる友人にも石けんを配っていましたが
友人からも「他と違って使いやすい」「保湿力が違う」と評判でした。
レバノンの一般的なオリーブオイル石けんと、サルワの石けん。自然が好きなこともあり、こちらを本業にしてみたらどうかと考えていたサルワ。
昨年、私がレバノンで日本に持ち帰る用の石けんを探していたところ、知人からサルワを紹介してもらいました。
彼女の話を聞いているうちに、私が日本で美容事業をしていることから何かサルワの力になれるのではないかと考え、日本で美容に携わる関係者の皆様にご指導をいただき、今回このプロジェクトを始めることを決意しました。

サルワのファミリーのように、レバノンでは今、苦しい生活を強いられている人々がほとんどです。
レバノンでは長年の財政赤字、貿易赤字などにより数年前から経済・財政危機に見舞われており、レバノン・ポンドは90%以上も下落し、物価は上がり、毎月の給料は紙くずのような価値しかなくなっています。2020年8月にベイルート港で起きた爆発も、とてもショッキングなものでしたウクライナやロシアから多くの小麦を輸入していたレバノンでは、ロシアのウクライナ侵攻により小麦不足や価格高騰にも苦しんでいます。
レバノンはホブスと言われるパンが主食ですが、10枚1500レバノンポンドで買えていたパン1袋が、現在は6枚45000レバノンポンド程にまでなっています。失業率も上がり、生活に苦しんだり将来の見通しが立たない人が多く、精神的に落ち込んだり、ストレスが身体に現れたりする人が多くなっています。

私は一昨年レバノンで小さな会社を立ち上げ、ささやかながら現地の従業員の生活をサポートしていました。

現地レバノンの会社 MIRAI Group Japan Co., Ltdのチームしかし、ガソリン代が高騰しガソリンの確保が難しくなり、従業員がオフィスに通うことができなくなってしまいました。
しばらくは在宅ワークをしてもらっていたものの、国の施策で1日のうちに電気が2時間ほどしか使えず電話もほとんどできなくなりました。
私が立ち上げた会社はパソコンや電話がどうしても必要な業種だったため、苦しくも従業員を支えることができなくなり、行き詰まっていました。
このような経緯から、今回は、現状のレバノン国内でも続けられ、事業に携わる人たちの生活を支えることができる、私にとっては失敗をバネにした再チャレンジとなるプロジェクトです。
本当はもっと多くの人を雇いその家族を支えたい。今回の事業で行う石けん作りは、レバノン国内で採ったオリーブオイルやローレルベリーオイルを石けんの原材料と一緒に混ぜて加熱し、冷まして自然に乾燥させ、カットしラッピングするというシンプルな工程です。石けん事業は現在のレバノンの状態でも、滞りなく進めることができる事業です。

レバノンの良質なオイルでできた商品を、日本に!日本に輸入した後は、今年の冬からECサイトをメインに日本全国の方がご購入いただけるよう準備を進めております。
現在はたったひとつの商品ですが、サルワとは別の種類の石けんの開発も計画しており、今後は石けん以外にも日本の皆さんにレバノンの名産品を使った、身体に優しくサステナブルな商品をお届けできるよう動いていきたいと思います。
私自身小さい頃からボディソープではなくオリーブ石けんを使って育ち、有り難いことに日本の皆さんからはよく肌が綺麗だと褒められます。
レバノンに帰国した際はいつもオリーブオイル石けんをお土産に買って日本に戻ります。
私には4歳、3歳、1歳の子どもがいますが、妻も含め全員オリーブオイル石けんを愛用しています。
無添加石けんを探している方、お肌の悩みがある方、乾燥肌の方々にぜひ、使っていただきたいと思います。在日レバノン大使・ヤヒヤー氏日本の皆さまからはいつもご支援をいただき感謝しています。
レバノンは貧富の差が激しく、近年の経済破綻により貧しい人々の生活は本当に厳しいものです。
この石けんプロジェクトは、レバノンの仲間の希望が詰まっています。
また、この石けんは持続可能な社会を目指して環境に優しい素材でできているので私も自信を持ってお勧めします。
今、特にレバノンの子供や若者は将来の夢や希望を見出せずに苦しんでいます。
この石けんプロジェクトに関わるスタッフやその家族、また若者が働きがいを持って働けるよう、私もささやかながら応援しています。

資金の使い道

アトリエオープンにかかる費用、スタッフ2名雇用支援金 140万
※雇用により2家族の生活を支援。

国内パッケージおよびリターン生産・配送費 17.5万

行政手続きにかかる費用(薬機法など各種登録や届出の費用)25万

日本でのマーケティングおよびプロダクト在庫管理費用 10万

手数料7.5万
※クラウドファンディングではこのうち、50万円を集めたいと思います。

実施スケジュール

2023年6月中旬 クラウドファンディング終了

2023年6月下旬 アトリエ契約、日本での各種届出開始

2023年11月上旬 リターン品一部発送開始

2023年12月 オンラインでのショッピングサイト開業

リターン

詳しくはリターンの欄をご覧ください。
リターンは11月から順次発送を予定していますが、届出の承認状況などにより発送状況が変わった場合、スケジュールが後ろ倒しになる可能性がございます。
その際にはご連絡差し上げますが、予めご了承頂けますと幸いです。
※リターン品(石けん)に関する問い合わせについては、MiraiGroupJapan(株)の日本人スタッフが日本語にて対応いたします。アラビア語、英語での対応も可能です。

今回、レバノンの現状と、素晴らしい石けんがあることを知っていただきたくこのプロジェクトに取り組みました。
私自身は日本に住んでいるので品揃えの豊富なスーパーマーケットに行くこともできますし、
24時間電気・ガス・水道に不自由することのない、大変恵まれた環境で生活できています。
直近ではトルコの地震や、ロシアのウクライナ侵攻など、各地で大変な想いをしている方々がたくさんいます。
ニュースに取り上げられることの少ないレバノンでも多くの人が苦しんでおります。
日本の皆さん一人一人のご支援が遠く離れたレバノンの人々の生活の支えになることをご理解いただければ幸いです。

最後のお願いですが少しでも多くの方に知っていただきたく、友人やご家族にシェアしていただけますと、励みになります。
今回のプロジェクトは生まれ育った母国への恩返しと、現在生活させて頂いている大好きな日本へ母国の素晴らしい商品をお届けできる貴重な経験です。
私の生涯をかけて取り組みたいと思っておりますので、応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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May 19, 2023 at 10:05PM
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