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文京新土産「花まつり石鹸」区内外からアイデア募る - 読売新聞オンライン

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 新型コロナウイルスの影響で苦境にある地域経済を活性化させようと、文京区が区内外からアイデアを募ったお土産開発プロジェクトを進めている。人気投票で決まった新たな土産物は名付けて、「文京花の五大まつり 石鹸せっけん 」。今後、製造業者を選定し、来春の発売を目指す。

(岩崎千尋)

 区内には、季節ごとに楽しめる花の名所が点在しており、春は播磨坂の「さくらまつり」、初夏は根津神社の「つつじまつり」、梅雨時は白山神社の「あじさいまつり」、秋と冬は湯島天満宮の「菊まつり」「梅まつり」が開催されている。これらは「文京花の五大まつり」と総称され、毎年、区内外から多くの見物客が訪れていた。しかし、2020年度はコロナ禍の影響で、五大まつりがいずれも中止や縮小に追い込まれ、見物客の減少により地元の飲食店などが打撃を受けた。

 そこで区は昨年4月、区の新たな「顔」となる土産物の開発に着手。区ホームページに特設サイトを開設し、一般から広くアイデアを募集することにした。

 まず「『文京区』からイメージするキーワード」を募ったところ、約1900件の応募があった。外部の審査員が「庭園」「花」「散歩」など10件に絞った後、今度はキーワードにまつわる土産物案を募集。すると小学生からお年寄りまで600人以上から、メモ帳やランチョンマットなどの様々なアイデアが寄せられ、中にはイラストや写真付きの力作も多くあったという。

 ここから審査員が「夏目漱石『初版』書付帳(メモ帳)」「文京ランチョンMAPいまむかし」「折り紙の方法でつくるおしゃれな紙食器」「文京花の五大まつり石鹸」の4件に絞り、今年1~2月、特設サイト上で人気投票を実施。約1000人が投票した結果、五大まつりで見られる5種類の花を模し、「まるで和菓子のような石鹸で花まつりをたのしめます!!」とのキャッチコピーがついた「文京花の五大まつり石鹸」が1位に輝いた。

 現在、区はせっけんの製造業者を選定中で、区内の小売店で販売できるよう、販路の開拓にも力を入れている。区観光・都市交流担当課長の堀越厚志さんは「区内外を問わず、多くの人に手にとってもらい文京区をより知ってもらうきっかけになればうれしい」と話している。

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May 17, 2022 at 03:00AM
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