大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント所属芸人らが出場する「お笑いABEMA CUP2021~ワタナベNo・1決定戦」が15日、都内で開催され、ゼンモンキーが初優勝した。

結成1年目で、ヤザキ(24)荻野将太朗(24)むらまつ(24)のトリオ。最終決戦で双眼鏡を用いた「捜査とのぞき」のネタを披露。審査員と視聴者による投票で6票のうち、3票を獲得。優勝を決めると全員が両手をあげて喜びを爆発させた。荻野は「予想外。審査員のみなさんに選んで頂いた結果だと思います。今後も頑張りますのでよろしくお願いします!」と呼び掛けた。

ヤザキは「本当に、なんか、ああ本当にうれしいです。本当にうれしい。うれしいありがとうございます!」と感慨深い様子を見せた。

同大会は、同事務所所属の芸人だけでなく、アマチュアやフリー含めて総勢339組、640人が参加。決勝に進出したのはアントワネット、Aマッソ、金の国、Gパンパンダ、新作のハーモニカ、ゼンモンキー、土佐兄弟、ファイヤーサンダー、四千頭身、リンダカラーの計10組。出場10組が3ブロックにわかれて、各ブロックの1位同士が最終決戦で王者を決めた。

最終決戦に進出したのは、ゼンモンキー、ファイヤーサンダー、四千頭身の3組。ゼンモンキーは双眼鏡を用いた「捜査とのぞき」のネタ、ファイヤーサンダーは「全裸フルマラソン」のネタ、四千頭身は「声優をやりたい」のネタを披露した。

優勝賞金100万円、「ABEMA」冠特番出演権をかけて白熱のお笑いバトルを繰り広げた。審査員はふかわりょう、アンガールズ田中卓志、プロデューサーの小松純也氏、テレビ朝日プロデューサー加地倫三氏、テレビ東京プロデューサー佐久間宣行氏が務めた。