坂本の芸能生活35周年を記念して企画された今回の舞台は2部構成。第1部の芝居『かたき同志』は、笑いと涙の人情物語。橋田壽賀子氏作、石井ふく子氏演出による作品で、前回の2019年6月公演で坂本と息ピッタリのコンビぶりを見せた泉が、友情出演で再び登場。第2部『坂本冬美オンステージ2021 艶歌の桜道』では、「夜桜お七」、「また君に恋してる」などのヒット曲のほか、桑田佳祐が作詞・作曲を手掛けた話題の新曲「ブッダのように私は死んだ」も歌唱予定となっている。
取材会では舞台裏でのエピソードトークとして、坂本と関わりが深い桑田の話題に。楽屋の話題として坂本は「ピン子さんに怒られたんですよ。化粧前に楽屋にきて…」と切り出すと、泉は「イ・ビョンホン(のポスターを)張ってあるのよ! これは無礼でしょ。『桑田さん張りなさいよ〜』と言った」と一喝したと告白。
続けて泉は「イ・ビョンホンからあんた、何もしてもらってないじゃない」と伝えると、坂本は「楽屋にきていきなり、『あんた! こんなのダメじゃない!』といきなり言われて…。何を怒られているのだろうかと思ったら、『桑田さんのポスターを張りなさい!』と」と苦笑いで明かした。
泉は「桑田さんがあれだけの名曲をくださったのだから、私だったら(楽屋を)桑田さんだらけにしちゃうね」と笑い飛ばしていた。なお、坂本は「あした、ポスターをいただくことになりました」と楽屋にポスターを張ると説明していた。
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