マーク・サヴェージ、BBC音楽記者
米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッドで24日夜、歌手レディー・ガガさんの愛犬3匹の散歩を代行していた男性が銃撃され、フレンチブルドッグ2匹が奪われた。負傷した男性は病院に搬送された。
容疑者の男は散歩代行の男性に向かって半自動式拳銃を発砲した。米メディアによると、撃たれたのはライアン・フィッシャーさんという男性。
レディー・ガガさん(本名ステファニー・ジャーマノッタ)は盗まれた愛犬「コージ」と「グスタヴ」の返還を求めて、懸賞金50万ドル(約5300万円)を提示している。
3匹目のフレンチブルドッグ「ミス・エイジャ」は現場から逃げ出した後、警察に保護された。
レディー・ガガさんは現在、リドリー・スコット監督の新作映画「グッチ」の撮影でイタリア・ローマに滞在中。
広報担当者は、2匹の居場所に関する情報をメールで、「KojiandGustav@gmail.com」まで連絡してほしいと呼びかけている。なぜ居場所を知っているのかなど、問いただしたりはしないと強調している。
ロサンゼルス市警は、24日夜9時40分にノース・シエラ・ボニータ通りで「どこかから被害者を拳銃で撃った」男について捜索していると明らかにした。
「容疑者かもしれない人物」は、白い車両でハリウッド通り方面に逃走した。
レディー・ガガさんの愛犬だと承知の上で、意図的に狙った犯行だったのかは不明。
レディー・ガガさんは愛犬を非常にかわいがっていることで知られ、アメリカン・ミュージック・アワードや2017年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーに愛犬を連れていた。
<解説>暴力的な傾向の一端 ―― ピーター・ボウズ記者、BBCニュース
レディー・ガガさんが有名人だから愛犬が狙われたのか、それともたまたま有名人の犬だったものの、それよりむしろ特定の犬種を狙った計画的犯行だったのかは、分かっていない。
フレンチブルドッグが狙われるのは、珍しいことではない。アメリカではこの犬種が盗まれる事件が複数起きており、飼い主が暴行を受けることもある。
今年1月にはサンフランシスコで、生後5カ月の子犬を連れていた女性が銃を突きつけられ、男3人が子犬を奪って逃走した。
フレンチブルドッグは非常に人気で需要も高い一方で、繁殖が難しいことで知られる。繁殖には人工授精が必要で、大きな頭と肩という身体的特徴から難産になるおそれがあるため、通常は帝王切開を行う。
繁殖コストがかかるため、フレンチブルドッグの子犬は1匹2000ドル(約21万円)から1万ドル(約100万円)と、高額で取引されている。
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