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「麒麟がくる」最終回は18・4% 放送再開後最高&番組2位で有終の美!衝撃ラストで瞬間最高21・6% - ニフティニュース

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の最終回(第44話)が7日に15分拡大で放送され、平均世帯視聴率は18・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。コロナ禍の影響による約3カ月の休止を挟んでオンエアが再開された第22話(昨年8月30日)以降で最高、初回(昨年1月19日)の19・1%に次ぐ番組2位の高視聴率で有終の美を飾った。

 <※以下、ネタバレ有>

 瞬間最高視聴率は本編放送終了直前、午後8時57分の21・6%。「本能寺の変」から3年後、主人公・明智光秀らしき侍が馬を駆って地平線に向かっていくラストシーンだった。

 最終回の18・4%は第22話の14・6%を大幅3・8ポイント上回り、放送再開後の最高を更新。この夜は日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)の15・3%、テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)の14・6%を上回り、同時間帯横並びトップに立った。

 初回19・1%と好発進。前半は15%前後で好調に推移したが、放送再開後は13%前後に。戦国最大のミステリーにして今作最大のクライマックス「本能寺の変」(天正10年、1582年)を描いた最終回に大きな注目が集まり、前回第43話(1月31日)の13・9%から大幅4・5ポイント増。一気に盛り返した。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描いた。昨年1月19日にスタート。新型コロナウイルスの影響により、途中、約3カ月の撮影&放送休止を挟み、1〜12月の暦年制としては史上初の越年放送となった。

 「麒麟」は、王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣。最終回のラストは「山崎の戦い」(天正10年、1582年)で羽柴秀吉に敗れた後も、光秀が生き延びて僧侶「南光坊天海」として徳川の幕政に関わったとの“生存説”に含みを持たせた衝撃のシーン。SNS上も騒然となった。

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