<天然素材使い、手作業で>
天然素材を使ったせっけんを製造、販売する。看板商品の2・5センチ四方のせっけんは色鮮やかで、箱に入って店頭に並ぶ姿は高級チョコレートのようだ。
形成、裁断など製造工程は全て手作業で、常時12種類を用意する。南三陸産のワカメや石巻で無農薬栽培されたササニシキの米ぬかなど、原料は県内産が7割を占める。
3個セット1400円のほか、6個セット(2400円)と9個セット(3200円)があり、好きなせっけんを選んで組み合わせることもできる。贈り物や土産として買い求める人も多く、約1・3センチ四方のせっけん21個が入った「石けんポプリ」も人気商品だ。
店主の厨勝義さん(42)は福岡県出身。東日本大震災後に南三陸町に移住、せっけん作りを始めた。2015年に女川町の仮設商店街「きぼうのかね商店街」に店を構え、後に町内のテナント型商業施設に移った。現在は町内に暮らす。厨さんは「丁寧に作られた素材を生かすように作っている。地産の素材を使った物は手に取る人に喜んでもらえると思う。気軽に楽しんでほしい」と話す。(及)
◇メモ:営業時間は月、金曜日が午前11時~午後2時、土日祝日が午前10時半~午後3時。火、水、木曜日定休。女川町女川2丁目60シーパルピア女川A-6。連絡先は0225(25)7191。
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May 25, 2021 at 08:52AM
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