乃木坂46の3期生が9日、生配信ライブ「9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~3期生ライブ~」を開催した。4年ぶりの3期生ライブ。乃木坂46加入5年目に入ったが、加入時から変わらず12人が誰ひとり欠けずに再びステージに立った。
開演前のアナウンス「影ナレ」は、16年9月の加入時中3だった「新中3トリオ」の久保史緒里(19)阪口珠美(19)中村麗乃(19)が務めた。中村が「ワクワクソワソワ、止まりません」と話せば、阪口は「3期生パワーも見せつけますよ!」と宣言。久保は「3期生、やる気満々なので、楽しみにしていてください!」と呼び掛けた。
ライブ冒頭、大園桃子(21)が「3期生、行くぞ~!」と叫び、3期生初のオリジナル曲「三番目の風」で開幕した。続く「未来の答え」では、久保が「4年ぶりの私たちのライブ、感謝の思い、画面の向こうに届け~!」とアピールした。さらに「トキトキメキメキ」「自分じゃない感じ」「僕の衝動」「毎日がBrand new day」を一気に披露。6曲連続で3期生楽曲をパフォーマンスする構成で、スタートダッシュを決めた。
今年2月から開催した乃木坂46のデビュー9周年記念「バースデーライブ」では、グループ全体のライブに加え、1、2、4期生が期別の単独ライブも開催してきた。3期生ライブは大トリとなる。梅澤美波(22)は「ラストは私たち3期生が盛り上げていきたいと思います!」とあいさつし、「1曲目から3期生楽曲をダダダッて披露させていただきました。既にみんな汗びっしょりで。まだ序盤なのに。それほど気合が入っているということで。やる気満々でございます」と笑顔を見せた。
前回の3期生ライブは、ちょうど4年前の17年5月9日からスタートした。梅澤は「1年は365日あるのに、すごい奇跡だなって思った」と喜んだ。加入時中3だった久保は「もう20歳になるんだよ。大人になっちゃうよ~。びっくりじゃない? 今はもう、学生は(岩本)蓮加だけ。あっという間のようで、結構しっかり歩いてきたんだって思うよね」と話した。梅澤は「何倍も成長した、4年前をはるかに超えるくらいの熱量をお届けできたらと思います!」と呼び掛けた。
12人は、16年夏に行われた3期生オーディションに合格した。応募総数は4万8986人。倍率4000倍以上の狭き門をくぐり抜けた“精鋭”たちだ。現在の平均年齢は20・5歳。加入から4年半が経過しても同期の12人が1人も欠けずに在籍しているのは、アイドル界を見渡しても非常に珍しい。
中盤の「僕だけの光」では、岩本蓮加(17)と向井葉月(21)のギター演奏に合わせて、メンバーたちが歌った。笑顔で見つめ合い、次々と涙した。歌唱後、久保は「泣いちゃったよ~感動しちゃった、なんか。(2人が)すごく練習していたのを知っていたし。こうやって3期生だけで歌うの、4年ぶりじゃない?」と全員を見渡し、「桃子も泣いてるよ~」と指摘。大園桃子(21)は「みんなが泣くからだよ~」と両手で涙をぬぐって、笑顔をはじけさせた。
久保は「目を合わせたらみんなニコニコしていてさ、あらためてこの12人で良かったな、って思っちゃったね。こんなに心が動いて、グッと来る瞬間をこの12人で共有できて良かったなって思う」としみじみ。向井も「3期生でよかった、って思うよね、これ。うれしい。本当にみんな好き。大好き!」と思いを爆発させた。与田祐希(21)も「なんかもう、胸がいっぱいです。いろんなことがあったけど、この12人でライブができてうれしい。いつもありがとう」と泣きながら感謝した。久保は「もう、みんな最高だよ!」と感激していた。
本編終盤は4期生楽曲の「Out of the blue」や2期生の「アナスターシャ」、1期生の「Against」と、先輩や後輩の楽曲も披露。「インフルエンサー」「シンクロニシティ」「きっかけ」など乃木坂46の代表曲も次々とパフォーマンスした。大園センターの「思い出ファースト」で締めた。
梅澤は「私たち3期生は、乃木坂に加入して4年半がたち、5年目を迎えました。振り返ってみると、本当にいろんなことがあったなと思います。そんな中でも、誰ひとり掛けることなく…」と声を詰まらせた。笑顔でうなずく山下美月(21)から励まされ、再び言葉を搾り出した。
「こうして12人、4年半たった今でも同じステージに立てている、ここにいる奇跡を感じられたライブでした。こんなにもいとおしくて守りたいと思える人たちに出会えたことが、何よりも幸せだなと感じています。皆様にとっても今日が特別な1日になっていたらうれしいです。次は皆様に直接お会いできることを楽しみにしています。本日は本当にありがとうございました」
全員でお辞儀して、本編を締めた。
アンコールでは、6月9日発売の27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」に収録される3期生楽曲「大人たちには指示されない」を初披露。3期生最年少の岩本をセンターに据え、キレのあるダンスを披露した。
ライブのラストは、ライブの“テッパン”ナンバー「ガールズルール」。センターの山下は「12人誰ひとり欠けずに活動できたのも、皆さんのおかげです!」と笑顔で感謝した。梅澤は「乃木坂46は今年、10年目を迎えました。こんなにも長く愛され続けるグループでいられるのは、ファンの皆さんのおかげだなと、あらためて感謝でいっぱいです。これからも続いていく乃木坂46に私たち3期生12人、手を取り合って、大好きで大切なグループに、たっぷりに愛を注いで、みんなでグループを守っていきたいと思います。これからも引き続き乃木坂46の応援、よろしくお願いします!」とあいさつ。12人で頭を下げた。
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