俳優・歌手の山下智久が出演することが明らかになったハリウッド映画『マン・フロム・トロント(原題) / Man From Toronto』(2021年9月21日全米公開予定)。ジャニーズ事務所を退所し、海外で本格活動する山下のハリウッド進出作として早くも話題になっている本作は、一体どんな作品なのか? 現時点で判明しているキャスト・あらすじを紹介する。
『マン・フロム・トロント(原題)』は、米ソニー・ピクチャーズが配給のアクションコメディー。「トロントから来た男(The Man from Toront)」と呼ばれている世界で最も凶悪な暗殺者と、「ニューヨーク最大のしくじり屋(New York’s biggest screw-up)」の異名を持つ男性・テディが宿泊先(Airbnb)で間違われたことから物語がスタートし、二人は混乱を解決するためタッグを組むという。メガホンを取るのは、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のパトリック・ヒューズ監督。脚本を『スマイル、アゲイン』のロビー・フォックスが執筆している。
凶悪な暗殺者を演じるのは、『ラリー・フリント』『スリー・ビルボード』などでアカデミー賞にノミネートされたウディ・ハレルソン。当初、この役は『トランスポーター』シリーズなどのジェイソン・ステイサムが務める予定だったが、3月にDeadlineなどがステイサムの降板を報道。その後、代役としてウディが起用されている。
また、暗殺者と手を組むテディ役には『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のケヴィン・ハート。彼はコメディアンとしても知名度が高く、アクションコメディーである本作にぴったりのキャスティングと言えるだろう。さらに、人気コメディー番組「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のペニー役で知られるケイリー・クオコや、ドラマ「POWER/パワー」のリーラ・ローレンも出演。ケイリーとリーラの役柄はまだ明らかになっていない。
新たに加わった山下も同じく、本作での役柄は不明。カメラマンのケヴィン・クワンがInstagramで公開した写真では、全身黒で統一された衣装姿の山下が日本刀を手にしており、ウディと同じく暗殺者役を務める可能性もありそうだ。撮影は10月中旬からカナダで始まっており、山下も先日、撮影現場に合流している。
ジャニーズ時代にも、映画『サイバー・ミッション』(2018)やドラマ「THE HEAD」(2020)といった海外作品に出演してきた山下。本作で共演するケヴィンはInstagramで「何て素晴らしい追加キャストだ。君を迎えられてラッキーだよ」と山下を歓迎しており、ハリウッドスターとの本格共演に期待が高まっている。(編集部・倉本拓弥)
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