1974~75年に連続企業爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」を描いたドキュメンタリー映画を上映する横浜市内の映画館に、右翼団体が上映中止を求めて街宣活動をしていたことが分かった。同館は上映を続けるが、神奈川県厚木市の映画館は街宣を懸念して上映を中止した。配給会社の
映画は「狼をさがして」(キム・ミレ監督)。太秦によると、3月から公開され、全国30館での上映を予定する。街宣は横浜市中区の映画館「横浜シネマリン」が初めて。
横浜シネマリン代理人の
一方、厚木市の映画館「あつぎのえいがかんkiki」は、街宣が予定されているとの情報があるとして、スタッフや来場者の安全を懸念し、8日からの上映を中止した。太秦の小林三四郎社長は「じくじたる思いだ」と述べた。 (米田怜央)
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