4月9日、東出昌大(33)が出演するボクシング映画「BLUE/ブルー」(吉田恵輔監督)が公開される。主演は松山ケンイチ(36)で、共演には柄本時生(31)、この3人の組み合わせと言えば、16年に公開された将棋映画「聖の青春」(森義隆監督)以来、5年ぶりのことである。5年も経つと、それぞれ置かれた立場も変わってくるようで――。
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ここ数年で3人の生活は大きく変わった。
松山は18年に北日本の雪深い村に一軒家を購入し、妻の小雪、3人の子どもとともに移住。現在は、年の半分ほどはその村で過ごし、自ら畑を耕す日々を送っているという。
柄本は昨年2月に女優の入来茉里と結婚。
そして東出と言えば、妻の杏との間に3人の子供を授かったが、昨年の不倫報道で出演していた4社のCMが打ち切りとなり、杏とも離婚した。
さて、“時に人生は残酷だ”がキャッチコピーの映画「BLUE/ブルー」は、30年近くボクシングを続けているという吉田監督が脚本・殺陣指導も行った完全オリジナル作品。臨場感を出すために全編ハンディカメラで撮影し、挑戦者を意味する“青コーナー”で戦う男たちを描く。
天才ボクサー役
瓜田(松山)と小川(東出)、楢崎(柄本)は、同じジムに所属するボクサーだ。といっても、その実力には差があって、小川は才能もセンスも抜群で日本チャンピオンが目前だが、瓜田は努力を重ねても負け続き、楢崎は新人……。ところが、あることをきっかけに立場は変わってくる。芸能記者は言う。
「5年前の『聖の青春』で棋士を演じた松山は20キロも増量して撮影に挑みましたが、今回はボクサー役。2年もジムに通って体を作ったそうです。東出も体をかなり絞っていましたね」
カメレオン俳優といわれる松山はともかく、東出の場合は役作りで絞ったのか、それとも不倫・離婚騒動による心労だろうか?
時代劇大作も
「もちろん役作りですよ。そもそもクランクインしたのは19年10月ですから、不倫報道よりも前です。もっとも撮影は諸事情から長引き、その間の離婚の心労もあったとは思いますけど。ボクシングの撮影では肋骨を折るなど、大変だったようです」
ともあれ、試写を見た人たちの評価は概ね上々のようだ。
その東出、現在は映画「コンフィデンスマンJP」の第3弾の撮影中という。
「『コンフィデンスマン』はテレビドラマの時から“ボクちゃん”役でレギュラーですし、昨年公開された映画版第2弾も興収30億円を突破していますから、二桁の興収があるうちは製作のフジテレビや東宝も続けたいところでしょう。本人も今後の出演を希望しているそうですよ。3月中旬に第3弾はクランクインし、東出も地方ロケでご機嫌なようです」
「BLUE」に続いて、6月には司馬遼太郎原作で、役所広司が河井継之助を演じる「峠 最後のサムライ」(小泉堯史監督)が公開される。東出は最後の将軍、徳川慶喜役で、元義弟となる渡辺大と共演している。なにやら映画づいているようだが、
「不倫と離婚ですっかりイメージが悪くなってしまいましたから、テレビドラマやCMはまだ難しいでしょうからね。所属事務所の上層部は、ギャラを下げてでも仕事が欲しいと言っているそうです」
薬物などと違い、犯罪を犯したわけでもない。それでも今後、テレビの仕事は難しいのだろうか。民放プロデューサーは言う。
「地道に仕事を続けているので、以前よりもイメージはよくなってきていると思いますが、まだテレビでは時間がかかるでしょうね。同じ不倫でも、アンジャッシュの渡部建よりもマシだと思いますが、女性から見ると、肉体関係だけの渡部より、長期にわたって1人の女性と不倫を続けた東出のほうが許せないという意見もありますからね」
純粋なボクシング映画から時代劇大作、さらにコメディ映画と、演じる振り幅は大したものだ。頑張ってもらいたい。
デイリー新潮取材班
2021年4月9日 掲載
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