『名探偵コナン』98巻(青山剛昌/小学館)

4月3日放送のアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)では、先週に引き続き大人気キャラクター・安室透がメインのエピソードを放送。今週は安室がシュールな行動に出るシーンがあり、視聴者たちからツッコミの声が殺到している。

※アニメ『名探偵コナン』最新話の内容に触れています

今回放送されたのは、「緋色シリーズ」5部作を再構成したエピソードの第3弾『緋色の帰還(交錯)』だ。

杯戸小学校の教師・澁谷夏子が重傷を負う事件に巻き込まれた安室。そこで彼はFBI捜査官・キャメルからの情報により、来葉峠で殺害されたFBI・赤井秀一の遺体が偽物だと確信する。そして工藤新一の家に住む大学院生・沖矢昴のもとに向かい、宅配便配達員を装って強引に家へ。沖矢の正体が赤井ではないかと追及するのだが、彼は決して認めようとしない。

そこで安室は、沖矢が阿笠博士の発明したボイスチェンジャーを使っていると推理。ボイスチェンジャーがあるか確かめるべく、沖矢の着ているタートルネックの首部分にじわじわと手を掛けたのだった。

女性ファンからは歓喜の声も…

強引に家へ押しかけ、まるで〝セクハラ〟をするかの如くタートルネックに手を掛けた安室に視聴者たちも動揺したようだ。安室と沖矢は初対面という体裁だったこともあり、《初対面の人に対してめちゃくちゃ態度でかい安室さんに笑ってしまう。急に初対面の人の服をめくるな》《安室さん、いきなり家に上がってハイネックぐぃーってやるの不審人物すぎる》《初対面(一応)の人のハイネックに指突っ込むの普通に失礼だな…と冷静に考えて笑ってしまった》といったツッコミが続出している。

その一方で、2人の意味深な絡みに興奮をおさえきれない女性ファンも。ネット上では《ハイネックをめくる安室さんいやらしすぎてニコニコしちゃった》《ハイネック部分に手をかける安室透の図が想像以上に良すぎた…》《安室さん積極的すぎんか? ハイネックに手かけるとか…》といった歓声もあがっていた。

今回のエピソードは安室のセクハラ描写で幕を閉じたが、焦らすような編集によって心をかき乱されているファンが続出中。ファンサービスとしては大成功だったのかもしれない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『名探偵コナン』98巻(青山剛昌/小学館)

◆過去のアニメ「名探偵コナン」レビューはこちら
【あわせて読みたい】