「おちょやん」の毎週土曜は、同週のドラマの“振り返り”回。黒衣(桂吉弥さん)の案内で、ハイライトをイッキ見することができる。
第18週では、昭和20(1945)年3月、大阪の街が大空襲に見舞われた。公演のため京都に来ていた千代(杉咲さん)と一平(成田凌さん)は、そのことを聞き、急ぎ道頓堀に戻ると、福富楽器店は焼かれて跡形もなくなっていた。そこに、みつえ(東野絢香さん)やシズ(篠原涼子さん)、宗助(名倉潤さん)もやってくる。そして、福富の菊(いしのようこさん)と夫の福松(岡嶋秀昭さん)が亡くなったことが分かる。
道頓堀は壊滅し、鶴亀家庭劇の劇団員たちもバラバラに。千代と一平は、みつえと息子の一福(歳内王太さん)と一緒に暮らすことにするが、みつえの夫の福助(井上拓哉さん)の戦死の知らせが届き、みつえはショックで寝込んでしまう。そこで千代は、みつえに笑ってほしいとあることを提案する……という展開だった。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
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