タレント上沼恵美子(65)が21日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演。審査員を務めた20日放送の漫才日本一を決めるテレビ朝日系「M-1グランプリ2020」について「ある意味、目玉という人がいなかった。この人がいくんじゃないか。ちょっと番狂わせになった」と振り返った。 

優勝候補にも挙がっていたアキナらが決勝戦ファイナルに進出できず、マヂカルラブリーが優勝し16代目王者となった。全力を出し切る出演者ら漫才を「楽しませていただいた」と評価する一方で、上沼は「これは難しいなとちょっと思ってました。何が難しいか? 番組的に盛り上がってないんじゃないかなと。私はそうやって俯瞰(ふかん)してみるところがあるんです。いま鬼滅の刃に(番組を)替えられているかもって思っていた」と話した。

出演を振り返り「化粧が濃かった。3重に塗りました。ちょっと笑いにくかったです」と笑わせた。

「M-1」の番組冒頭で「今年で(審査員)最後」と宣言したが、改めて「有終の美を飾らせていただきました」と話した。