個性派女優の江口のりこ(40)が、来年1月9日からスタートする池脇千鶴主演のオトナの土ドラ「その女、ジルバ」(土曜後11・40、東海テレビ・フジテレビ系)に出演することが9日、発表された。
ほかにも、芸能生活70周年の草笛光子をはじめ、草村礼子、中田嘉子、品川徹らベテラン俳優が名を連ねる。
ドラマは、池脇が9年ぶりに連続ドラマで主演を務め、新米ホステスと伝説のママの二役に挑む笑いと涙のエンターテイメント作品。新(池脇)は大手百貨店でアパレル店員として働いていたが“姥捨て”と揶揄される物流倉庫へと左遷された“負け組アラフォー女性”。人生折り返し地点で「変わりたい!」と飛び込んだ先が“40歳未満お断り”の超高齢熟女BARだった…。
江口の役どころは、出向組の新と違い、正社員として働く物流倉庫のグループリーダー、浜田スミレ。新と同い年の40歳だ。ぶっきらぼうで愛想はないが、倉庫での仕事に誇りを持っていて、出向してすぐに辞めていく社員に対して壁を作っている。
ヒットドラマ「半沢直樹」(今年7月期、TBS系)で強烈な存在感を示し、現在「♯リモラブ~普通の恋は邪道~」(水曜後10・0、日本テレビ系)に出演中の江口は「台本(吉田紀子脚本)の前に原作(有間しのぶさん、第23回手●治虫文化賞マンガ大賞受賞)を読んだが、すごく面白かった。スミレは原作とは少し違うキャラクターになっていて、もしかしたら私のイメージに少し近づけてくださっているのかな?という印象を受けた。人に対して冷たい印象に見られるスミレだが、自分の仕事を一生懸命愛している部分はちゃんと表現したい」と話す。
池脇とは久しぶりの再会となった。「映画『ジョゼと虎と魚たち』(犬童一心監督、2003年)でご一緒したきり。池脇さんが主役で連ドラをされるのはとても珍しいことなので、まずそこが自分にとって面白いことだな、と。今回の現場のワクワクする要因の一つでもあったのでお会いした時には素直にうれしかった」と年齢が近く、関西人同士でもあり、相性はいいようだ。
そのほか、真飛聖、山崎樹範、中尾ミエ、久本雅美の出演が決まっている。(産経デジタル)
●=塚のノ二本に「、」を重ねる
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