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三浦春馬さん主演『天外者』あす11日公開 “春馬さんが五代友厚になった”瞬間とは - ORICON NEWS

 俳優の三浦春馬さん(享年30)が主演を務める映画『天外者』があす11日、公開を迎える。座長として、春馬さんは五代友厚とどのように向き合ったのか、その一部をメガホンをとった田中光敏監督が明かしてくれた。

 本作は2013年に企画がスタート。春馬さん演じる五代友厚の「想い」と「志」を次世代に継承するために映画化に向けてプロジェクトが立ち上がった。春馬さんのほか、共演キャストには、幕末の志士・坂本龍馬を三浦翔平。後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教。初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりしころを森永悠希。さらに、五代友厚の両親を生瀬勝久筒井真理子、五代友厚の繊細さや優しさを引き出した遊女・はるを森川葵、よき理解者で妻・豊子を蓮佛美沙子が演じる。

 田中監督は、春馬さんの提案で台本とは違う演出に変更があったことを明かす。それは、自身の髷(まげ)を切るシーンだ。台本では、斬り合いがあってから自身の髷を切る予定だったが、春馬さんは田中監督に「五代さんはどんなことがあっても仲間を切ろうとしないと思うから、斬り合いがしっくりこないです」と相談したという。田中監督はその瞬間“三浦春馬は五代友厚になっていた”と熱い思いを語る。思いを形にするのが役者、座長自らが作品をより良いものにしようとする春馬さんは、まさに現代の五代友厚と言えるのではないだろうか。

 明治11年に大阪に商法会議所(現:大阪商工会議所)を創設した五代。自ら会頭に就任した五代は、株式取引所も創設させ大阪財界を復興させた。その功績をたたえ、五代の像が大阪取引所の入口に、未来を見据えるように建てられている。その像の前で並ぶ、翔平、西川、森川の写真も解禁になり、像を見上げる様子が、本編で五代を支えたように、春馬さんに対して思いを馳せているようにも感じられる。

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